大手だからと言って油断しないで!粗悪中古車販売の事実
週刊誌をみていると、哀しいニュースがとびこんでくることがある。
下記に紹介する記事もその一つです。
買い手ができるだけ損しないように、せっかく買い物したのに嫌な気分にならないように私も情報発信していきたいと思っています。
「CMがよく流れているから、安心して買い物ができると思っていたのに騙されました」
こう語るのは大阪府在住の会社員A氏だ。同氏は2009年3月に、スズキの『アルトラパン』の特別仕様車をガリバー関西第一営業部で購入。そして、今年の2月に車を買い換えようと別の業者に持ち込んだところ、信じられない事実が発覚したのだ。
「車体番号とコーションプレート(車両・エンジン型式や車体番号などが記されているプレート)が改ざんされていたんです。『車のフェンダー部分が別の車と繋ぎ合わされている可能性もある』とも言われました。107万円も出して購入したのに、内装も特別仕様車とは似ても似つかないものを売りつけられたんですよ」(A氏)
持ちこんだ業者には、「不正な車なので買い取りできない」と言われ、A氏は事情を聞くためガリバーへ連絡。すると、購入した時の約10分の1の金額で買い取ると提案されたという。
A氏はその後もガリバーと交渉。話し合いのたびに金額は増額されたが、A氏が「マスコミに情報提供する」と宣言すると、購入金額とその間の金利を含めた119万円で車を引き取ったというのである。
今回のトラブルに関して『ガリバー』の広報部は、「すでにお客様と話がついているので、お話することはありません」とコメントしたが、そのズサンな販売方法は、指弾されても仕方がないといえるだろう。
中古車販売に詳しいバイヤーが言う。
「体質なのか他にも『ガリバー』の悪い噂は絶えないですね。見積もりをしたら昼夜関係なく電話をかけてきたり、査定時と本契約の金額が違うといったケースも報告されている。また、契約を急がせるあまり、強引と、とられてしまうこともしばしばのようです」
週刊実話より引用
このように、車体番号を偽装するやり口を昔は中古車情報誌にも注意書きとしてよく記載されていたものです。
結構技術が必要なので、かなり組織的な犯行とかんがえられるでしょう。。
この手口にやられないためのは、整備記録簿に記載されている車体番号と本体の車体番号のチェック、そしてボディーカラーのチェックです。たとえばフロントのボンネットをあけてみて塗装の違いがあったりした場合、リア側も塗装の色違いがないか調べてください。同色での塗り直しならよいのですが、まったくの色違いがフロントとリアであった場合は車体の溶接合体が疑われます。少しでも"怪しい"と感じたら購入しない勇気が必要です。
極端に安い車両にも注意してください。
安いには必ず理由があります!
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